翻訳の仕事内容と報酬
データ入力の仕事内容と時給などを紹介します。
「本を訳す」と「専門用語を訳す」では大きな差
翻訳とは、英文を和文に、または和文を英文に訳す仕事です。
「本を訳す」と「専門分野を訳す」では大きな待遇の差
「本を訳す」:厳しい給料事情
翻訳といえば、外国の本を日本語に訳す「出版翻訳」が有名ですが、仕事の割に給料が少ないのが特徴です。
理由はライバルが多いため。外国語大学を卒業した人など、英語に自信がある人が翻訳家になるケースが多いのです。一方、翻訳者が増えても本の発行部数は伸びないので、仕事を奪い合う状況になっています。
金原瑞人氏の著書「翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった 」によれば、仕事は非常に忙しく、翻訳できる冊数は1年に4冊、良くても8冊が限度。本1冊あたり定価2000円×印税5パーセント×5000冊×年4冊=年収200万円というのが現状です。
「専門分野を訳す」:儲かる分野
建築や科学技術など専門分野を訳す「産業翻訳」があります。
例えばビルの設計図を訳すのなら、専門分野のため、建築学科卒業の人しか訳せません。一部の人間だけが産業翻訳家になり、ライバルが少ないため、給料も高いのです。
時給は3,000円以上
翻訳横手「時給換算で3,000円~3,500円」に掲載されていますが、翻訳の時給は3,000円以上あり、高いです。
ただし前述したように、産業翻訳家がたくさん儲け、出版翻訳家は儲からない状況です。
英語ができるだけではプロになれない。
翻訳は、英語ができるだけではなれません。翻訳用の英語を身につける必要があります。