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ジャンル別アフィリエイト収益率を比較

プロブロガーや自身の体験談をもとに、ジャンル別にアフィリエイトの収益率を比較します。

AdSenseに向いているウェブサイトは?

有名ブロガー・染谷昌利氏のサイトであるAdSenseLifeの記事「AdSenseに向いているウェブサイトのジャンル」によれば、ジャンル別アドセンスの収益性は下の表のようになります。

ジャンル お勧め 所見
マニュアル・ノウハウ系 マニュアルやノウハウの提供など、解説系のウェブサイトはアドセンスとの親和性が高いです。情報を欲しがっている人が訪問してくるので、コンテンツに合った広告が配信されることにより、クリック率の向上が見込めます。
美容・健康系 美容系・健康系の広告はクリック単価が高い傾向があります。ですので、このジャンルの知識や経験を持っているのであれば精度の高い情報を掲載していきましょう。ただし、検索エンジン的には競合が多いジャンルですので、上位表示をさせることが難しいジャンルでもあります。
金融・クレジットカード 金融・クレジットカード系の広告もクリック単価が高い傾向があります。ですが、美容系と同様に検索エンジン的に競合が多いジャンルですので、上位表示をさせることが難しいです。また、金融系の場合、他に高報酬のアフィリエイトプログラムがある場合が多いですので、無理にアドセンスを掲載する必要も無いかもしれません。
旅行ガイド・現地情報 旅行先の現地情報を調べに来ている人が多いので、トラベル系の広告がクリックされる傾向が高いです。自分で言った旅行先の情報を掲載していけばオリジナリティに溢れたウェブサイトになりますので、検索順位の向上も見込めます。特にニッチなエリアの解説をすればライバルも少ないので効率的です。
レシピ・グルメ ライバルも多く、広告単価も高くないのであまりおススメはできません。ただ、毎日の出来事なので更新しやすいジャンルではあるので、最初のうちテーマが見つからない場合は作っておいても良いかもしれません。
ゲーム攻略系 経験上、ゲームの攻略情報を求めている人は広告なんてクリックしてくれません(笑)僕の作った「タクティクスオウガ 運命の輪 コウリャク」はYahoo!カテゴリにも登録され、ピーク時では1日10万PVありましたが、アドセンスの成果は惨々たるものでした。

(上の表は横にスクロールできます)

アドセンスに向いているサイトでも、検索結果で上位表示できないジャンルでは収入は上がりません。個人的には、マニアックなマニュアル・ノウハウ系は検索結果で上位表示でき、収益率が高いと思います。

ウェブサイト運営に向いているテーマ

前述のAdSenseLifeの記事「ウェブサイトのテーマを絞る」によると、ウェブサイト運営に向いているテーマを以下のように紹介しています。

ジャンル お勧め 所見
マニュアル
解説
自分の得意な分野・知識が活かせる。普遍的なものであれば、一度コンテンツを作り上げてしまえば細かな更新の必要はなくなるので個人的には一番オススメ。
料理
レシピ
毎日の献立や料理を掲載できるのでネタ切れになる心配は少ない。ただ、料理系のウェブサイトは競合が多いのと広告の報酬額が少ないことがネック。
旅行記
グルメ
自分の経験談や食べたもののデータベース化ができるのでネタ切れの心配が少ない。旅行記は自分なりのオススメポイントをGoogleマップやYouTube動画と連動させたりできるのでオリジナリティの高いコンテンツが作りやすい。AdSenseだけでなく旅行系のアフィリエイト広告とも親和性が高い。
ゲーム攻略 新商品が出るたびにサイトが作れるのでネタ切れが少ないのと、Yahoo!カテゴリに登録されやすいジャンルではある。ただ、発売から時間が経つにつれてアクセス数は大きく減っていく。ゲームが趣味の人であればいいかも。移植が予定されている人気ゲームの攻略サイトを古いデータを基に作っておくと、発売直後の瞬間風速はかなり大きい。
レビュー 電化製品やパソコンの使用感、自動車の試乗など、自分の体験をもとにレビュー記事を書けば、その情報を求めている人にとっては有意義なサイトになる。自分で書いていてなんですが、試乗レポートなんて元手がかからない割にネタ切れの心配もなく、動画なども含めておもしろいコンテンツが作れそうな気が。
ニュース
速報
面白ネタ
日々のニュースや出来事を随時更新していく形式。ネタ切れになる心配が少なく、トレンドに乗れば大きなアクセスも見込めるが、一日数記事を毎日掲載していかないとアクセス数は減っていく傾向が強い。また競合も多いので、珍しいネタを探してくる必要もある。
日記
備忘録
× 検索エンジンでも引っかかりづらく、訪問者もウェブサイト内を回遊することが少ないので、正直あまりオススメできない。ただし、内容が充実しているブログ(コラム・論文・レポート等)であればファンが付いたりソーシャル系のメディア(Twitterやfacebook、はてなブックマーク等)で取り上げられることもあるので、内容にこだわって書いてみてもOK。

(上の表は横にスクロールできます)

やはり、ウェブサイト運営に向いているかどうかは「ネタ切れはしないか」「頻繁に更新する必要はあるのか」「ファンを増やせるか」の3点だと思います。

私の体験談:訪問者の年齢層・購買力が収入を左右する

(詳しく言うと規約違反になるので、詳細な数字は言えませんが、)私が運営している月間14~15万PVの受験サイトは、アドセンスのRPMが200~300です。

受験サイトの広告は学習塾や勉強教材に限られるため、アフィリエイトの収益率は低いです。

そして収益率の大きな要因は訪問者の年齢層・購買力です。

受験サイトの場合、統計では、訪問者は学生が3割、保護者が6割と言われています。学生は年齢が低くて購買力も低いです。そして子どもを持つ保護者の貯蓄も低いため、魅力的な広告や商品を掲載してもなかなかクリックしてくれません。

一方、月間3~4万PVの時事ネタサイトはPRMが500~700円です。

時事ネタサイトでは自動車や家電量販店に関する記事がよく見られており、広告単価が高く広告数も多い分野なので、RPMが高くなります。

そもそも、訪問者は自動車や家電を購入する購買力を持った状態でサイトを訪れているので、魅力的な広告や商品を掲載すれば受験サイトよりもクリックしてくれます。